美少年の夏休み 

「武器がない」
2019年の密着番組のナレーションで美少年はそう語られました。

「まだ何も武器を持たない彼らは、自分を見つめる日々。」
続いて、こうも称されました。自分自身に何ができるか。デビューを目指さなければならないジャニーズjr.のいちグループとして、グループで何を強みにできるか、ひいては自分自身は何を武器にできるのか。そして六人は着々に実力をつけていき、今年には美少年初めてのアリーナツアーも成功させることが出来ました。そして来る今回のサマーステーション2022年、「今の美少年に何ができるか」に胸を打たれたので、備忘録として感想を残したいと思います。自分のツイートとメモ、人様のレポを見ながら記憶を呼び起こして書いたので割と(だいぶ)適当です。

 

1. 虹の中で
あのチャチャチャチャチャ~の高音のイントロ、何回聞いてもわくわくしますよね。どでかいモニターに、大きなお花畑のようなセット、美少年を盛り上げるのに充分でした。該当なのに逆最前みたいな席でしたが、モニターのおかげでしっかり細かく見えました。感謝です!

2. ハイビート
君の声聞かせて~の時の浮所くん、可愛すぎて輝きすぎて女子ドルかと思いました。浮所くんのパフォーマンスは、一秒一秒に自我があって意味があって、私の求める浮所くん像のど真ん中に一寸のずれなくホームラン打ってくれる感じが好きです。打てば響くし、響くように打ってくれる。ありがたい福利厚生ですよね。

3. Welcome to our party、4夏疾風
嵐と美少年って親和性最高ですよね。HiHi Jetsの歌う嵐は、ずんずん進んでいく無敵感と勢いを感じて大好きです。逆に、美少年の歌う嵐は明るくてまぶしいのに、まぶしすぎるからか、なぜだか泣きたくなるようなセンチメンタルな気持ちにさせられて大好きです。嵐のアルバム「ポップコーン」が発売された時の年齢は、ちょうど「嵐だったら誰が好き?」でコミュニケーションを取り合っていた時代だったので懐かしかったです。私も早く小学二年生になってジャニーズの話をしたいです。

4. Bad Desire
那須くん、見るたびにダンスがうまくなっていますよね。オタクって基本ギャーギャーかっこいいかっこいい!としか言ってないみたいに思われがちかもしれないですけれど、意外としっかりアイドルの気持ちとか表情とか、それ以上にどれくらい頑張っているのかもしっかりみてますよね。今回の全員のソロはそれがよく伝わってきました。ジャニーズって顔がかっこいいのに努力までしていて頭が上がりません。私は毎日ポテトを食べながら寝て過ごしています。

5. まいったね今夜
龍我くんのすべてが活かされていました。まずあの優しくて話しかけているような、息吹のある歌声。すらっとした背丈、長い手足はシルエットだけでもとても美少年、まごうことまき美少年。そしてハットをとって、さっとあらわれる白くてちゅるちゅるなお顔を、見ても、あぁこれこそ美少年だと思わされました。引きで見ても、顔だけ見ても美少年。とにかく龍我は華がすごい。「清く正しく美しく」を真正面からあらわす王道ジャニーズ龍我くんが、王道ジャニーズを選ぶそのセンスがいいですよね。

6. ノスタルジックJコーナー
ここからもう昭和ジャニーズが大好きな私は大歓喜でした。バックをつけないで、自分たち6人だけで勢いをぐだらせないで着替えの時間、移動の時間を作ることって大変なはずです。しかし、金指くんが司会をとることで、ぐだらせるどころかより盛り上げていましたし、次の曲への繋ぎが自然になってました。次は次は?どうなるの?と聞きたくなるような。普段はっちゃけるのが好きな金指くんならではの煽りで、金指くんの良さが発揮されていました。このあと原色の衣装を着た美少年が出てきて、こうジャニーズの原点に真っ向から勝負する美少年のやり方が好きだと思いました。関ジャニからジャニオタになったので、DONAIが来た時になんで!?関ジャニ!?誰!?とパニックになりました。どこからそんないい曲持ってきたんだ!そして君だけにの大昇くん!本当に良かったですよね。声量が大きくて聞き取りやすく力があるのに、緩急のつけ方が優しくて優しくて、ガラス細工のように繊細で。大昇くんらしい歌声!EXシアター中が感動に包まれました。そもそもアイドルとファンという関係性って、愛を感動を直接本人に伝えようと思っても、ペンライトか拍手かないわけじゃないですか。こんなに心を動かされているのに、曲調的に激しくペンライトを振るわけにもいかず、ただ見て受け入れているだけという状況が本当にもどかしかったです…。

MC.→後ろのお客さんが見えやすいように高いところでしゃべろう!という美少年、だだっぴろいステージでぎゅうっと肩が触れ合う距離でおしゃべりする美少年、お水を受け取ってありがとう!と言い合う美少年…。アイドルがどうというか以前に、お育ちがよくて人として尊敬できますよね。自分の入った日は大昇くん誕生日でしたが、「俺幸せだ~!幸せ!うれしい」って何度も何度も噛みしめるように、呼びかけるように口にする彼の姿がまっすぐで、強くて、よかったです。

9.→バブルガム
ダンスがうまい、かわいらしい笑顔のイメージがある。だけど、ダンスがうまくて、かっこよく決めるところは誰よりもかっこよく決めて落とし込む。感情を素直に出せる表現力。自分の得よりも、人のために。有岡くんと藤井くんの雰囲気や生き方って似てますよね。藤井くんがこの曲を選んだの、解釈の一致すぎてありがたかったです。今後ふたりが絡んでいるところを見れたらいいな。藤井くんは笑顔がよく似合う。

12.→リア恋DX
乙女ゲーム風に「あなたは誰を選ぶ?」みたいな画面が出てきた瞬間、これ!!器用なオタクがTwitterでよくやってくれてる楽しいやつ!オタクが大好きなあれ!となりました。Beautiful loveの歌詞がLINE風に流れてきたとき、美少年はもう最強だと、もう大丈夫で、一人前だと確信しました。(誰目線?)「どの浴衣を選ぶ?」という選択画面が出てたあと、美少年たちがグレーの浴衣で出てくるんですよ。浴衣、ありがとうございました!あれだけでむこう十年は息が出来ます。鏡に向かって一生髪型整えてた浮所くんを見ていると、裏でもこんな感じなのかなと想像できて可愛すぎました。
そのあとエンドレスサマー(盆踊りver)が始まります。レポを事前に見た時はなにそれ!と思ってましたが、いざみたらもともと盆踊りでやってたのかなってくらい自然に盛り上がれて楽しかったです。そして踊りながら手を動かしながら、表情と目線だけでファンサしていく浮所くんが本当にプロすぎて、好きだと思いました。

22.→Encore
さっきまでバルコで猛スピードでファンサさばきまくってた浮所くんが、曲が変わった瞬間一気にぐんぐんと世界観に入り込んでて、さすが仕事人ですね。浮所くんって感情をむき出しにする曲が似合います。少クラの「欲望のレイン」でも、静かに燃えるみずきくんと、激しく燃え上がる浮所くんの対比構造が美しかったのをよく覚えています。ハスキーで安定感のある歌声、聞くたびにうまくなってますし、本人も歌うのが気持ちよさそうでした。

23.→we just go ahead
金指くん、ラップが見るたびにうまくなってる!ラップについての知識が全然ないので、なにがうまくてなにがうまくないのかという基準が一切わからないのですが、そんな私でもうまくなってる!と感動しました。スプパラの時よりも歌詞が聞き取りやすくて、リズムにうまくのっていてよかったです。私の中でラップは技術云々以前に楽しんだもんが一位!みたいなイメージがあるのですが、まさに金指くんは本当に楽しそうで、こっちまでうれしくなりました。

24.→Kissing my lips
ジャニオタなら一回は絶対に聞いたことがあると思います。そして一回聞いたら十回は聞いてしまいます。証拠に再生回数がえぐいです。そんな何回も見たくなる聞きたくなるおしゃれで大人っぽい曲です。なんとかかんとかname~の後のは~ん、ん~ん、みたいな吐息の部分(雑)、絶対浮所くんは音はめしてくるだろうとは思っていましたが、しっかりと艶やかな表情で首筋をなぞったり、なんやしてたりして最高でした。

25ブーンシャカラカ
正直興奮しすぎてあんまり覚えていないです…。でもそれくらいよかった(雑)なんか途中で一番盛り上がるところの前で円陣組んでよっしゃー!ってするんですけれど、それを見て美少年ありがとう、と感動しました。闘志を目に見える形に変えるのが円陣ですが、まざまざと見えました。それはもうめらめらと。そしてやっぱり一番盛り上がる場面で笑顔になる浮所くんが最高でした。俺、どう?みたいなあの表情最高すぎますよね。聞かなくても答え分かってるだろうと。やっぱりかっこつけるときに笑うジャニーズ(岸くん、重岡くんとか)大好きですよね。全知全能の神を見ているような、とにかく崇高な手の届かない雰囲気があるので。

26サマステ振り返り
ガムシャラ時代から今までのサマステをばーっと振り返る映像が流れました。歴史っていいな、ジャニーズっていいな、そしてずっと同じ魂が今日この場所までずっと楽しまれているのっていいなと感動して泣きそうでした。そして、歴代サマステ曲が流れ、HiHiが登場したのですがその瞬間の会場の湧き具合が忘れられません。ファンが興奮することを湧くと表現しだしたのはいつからか知りませんが、全員湧いていました。全員の血液が沸騰して煮え切っていたと思います。
死ぬまで生で見ることないと思っていたHI美の夏を自分自身の肌で、目で頭からつま先まで味わうことが出来て、このまま死んでもいいな!と思いました。ジャニーズJr.は一寸先は闇です。永遠に続かないとわかっているからこそ、今が輝きますよね。何度もお祝いされて「ありがとう!うれしい!」と喜んでいた大昇くんも素敵でした。
コズメロが流れた瞬間も思いだしたいのですが、早くも記憶がないです。でも、イントロでもっと盛り上がれんのか~!なんとかかんとか~!なんとかだろ~!みたいに感情から口まで直結させてそのまま叫んでいた大昇くんに、オタクたちが感情からペンライトを直結させて振りまくって応戦してめちゃくちゃ湧きました!めちゃくちゃ楽しかったです。とても。

まとめ
ジャニーズJrたるもの、デビューの話や、グループ組織、解体の話などは尽きないかもしれませんが、日に日に成長していく姿を応援していくって本当に楽しいですね。私ひとりが使えるお金も、言える言葉も、伝えられるなにかも限られてはいるけれども、応援したいなと思いました。「ジャニーズっぽくないよね」が誉め言葉にもなっている最近で、「ジャニーズっぽい」を真正面から勝負していく美少年のその在り方がジャニーズらしくて大好きです。そういうジャニーズがあるからこそ、ジャニーズっぽくないグループも輝けます。逆も。どっちもいいですね。ここまで書いて「こういう(HIP HOPぽいノリ)ジャニーズではなかなかないでしょ?」とTDCで楽しそうに歌っていた猪狩君を思い出しました。どっちもいいですよね。HI美っていいですね!どういいかを書きたいんですが、でも彼らがどういいかを書くのは邪道な気がします(語彙力が足りないだけ)。考えるな感じろですね!やっぱり私は死ぬまでジャニーズが大好きだと思います。ジャニーズ事務所の皆さん、これからもよろしくお願い致します!